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2011年03月26日
オルタナティブな暮らし。オーストラリアダービー編。
さっき、ミュゲさんに行ったら、Kancoちゃんとはすれ違いで会えず!
ざんねん!
でも、何かめっちゃいい人に出会えたから、めっちゃ嬉しい
しかも、キャンドル売ってた!これで、私はearth hourを1人で実行できるかな。
電気とかエネルギーとか、今考える時期にきてますね
病院でどうしても必要な人は別として、健康体の私たち
ほんまに、そんなにも必要なのか、なかったら生きていけないのか。
なんていうか、なくても生きていけるんだ、って思ったら、たぶん自分の中で生きる力が高まる気がするので、
私がオーストラリアで経験したいろんなおもしろい・オルタナティブな生き方をシェアできたらなーと思うので、ちょくちょく書いてみます
突然すぎるけど。笑
でも、私の中ではおもしろい経験やったから、きっと誰か共感してくれる人がいたらいいなぁと。
こんな暮らしもあるんだぜぃ!っていうことで。
私はオーストラリアで、5つ場所でWWOOF+車で2ヶ月旅+ぶどう狩りの仕事をしました
WWOOFを知らない人のために、WWOOFはWilling Workers On Organic Farmの略で、
農地(有機農業ね)で仕事のお手伝いをするかわりに、住まいと食事を提供してもらうという交換プログラムのこと
どこもおもしろい場所だったので、1つずつシェアしていきたいと思います
まず、一つ目。タスマニアのダービーというところで、Peterのところ。
こんなとこ。山の中。野生の動物もいっぱい!
確か、Peterが自分で建てたはず。
ここが一番私の中の価値観を変えたところ
なんでか?
電気も、水道も、ガスもなかったから
電気はないから、もちろん冷蔵庫もないし、洗濯機もない。携帯もない。パソコンもない。iPodもない。
電気が使いたい時、インターネットが使いたいときは、まちに出て、ネットカフェみたいなところで使う。
(って言っても日本のネットカフェとは多分趣が全然違うよ!)
温かいシャワーもない。
じゃぁどうやって暮らしてたのか??
①料理
まず、水は、100メートルくらい坂を下りたところにある川からタンクに入れて、一輪車で運びます。
この作業が一番苦痛な作業やった!砂利道やし!あれは多分20Lのたんくよりもでかかった。
めっちゃ重いししんどいし、だから、自然と水をいかに少なく使うかを考えながら調理!
米のとぎ汁とか、なんかのゆで汁とか、むだにできひん。
ガスもないから、毎回、火起し。
新聞紙と、山で拾ってきた小枝と、薪を使ってうまいこと火をおこす。
野菜は、その頃は水不足であんまり育ってなかったから、基本人参・ジャガイモ・タマネギ!
それをいかにバリエーション豊かに調理するかにかかってた!
パンも、自分たちで石臼か、もうひとつ何か木でできた道具で挽いてからじゃないと作れないという仕組み
石臼重たいし大変!しかも、パン作り3週間ステイしたうち、2回作ることになったけど、二回とも・・・笑
あ、でも、野性のブラックベリーとかカレントとかは、そこら中にあって、食べ放題
これはホンマに贅沢やった
手前のやつがブラックベリー。
自分たちで挽いた粉を使ってお菓子も作る。
手前のお菓子は私作ね☆
料理はそんな感じかな??
②洗う
電気ないから、洗濯機はない!
だからどうするかというと、川で洗う
何で洗うか手作りの石鹸で洗います
手で、もちろん。
水だけでは落ちにくい泥汚れとか、石鹸使ったらよく落ちるのがおもしろい!
手作りの石鹸で十分やんってなる。
体も、川で、同じ石鹸を使って
水はやっぱり結構冷たいので、毎日入る勇気は出ず!笑
食器も同じ石鹸です
石鹸そんなん、直接川に流しても大丈夫なんと思われるかもしれないですが、
流れていくうちに浄化されるらしいです。そんな汚いもんも流してないしね!
③トイレ
これ、一番おもしろいの
もちろん水洗トイレではありません
ぼっとん便所でもないです。
何か??
そう、コンポストトイレです
その後何種類もコンポストトイレを経験するのですが、ここのが一番原始的で、だれでもできる!
バケツの中に、土が入ってます。
用を足すたびに(小の時は、そのままでもOKやった気がする。)土を少しずつかぶせる。
一杯になったら、それをコンポスト入れにあけて、(この作業は結構きつい。慣れるまでは!)
トイレットペーパーは分解に時間がかかるから、しかも生理用品とかはなおさら時間かかるから、
あー不自然なものなんやなぁと実感。
一緒にステイしていたスイス人の女の子は、確かマレーシアの村にいてた時は、水で洗ってたって言ってたしねー。
この経験をすると、まず、トイレットペーパーの使う量は減ると思う。
(ちなみにここでは、2ミシン目までっていう決まりがあった!)
生理用品には、使い捨て以外の選択肢が他にもあることを知る。
布、あとはムーンカップっていうシリコン製のもの。あんまり語ると男性の方は嫌やと思うので、このへんにしときます。
とまぁ、このトイレは衝撃やった。
水いらんやん!って。
④ごみ
ごみはあんまり出ない。
爪とか切ったらゴミ箱に捨てる意味が分からない。笑
紙系は火の中とか。生ごみはあんまり出んし、出てもコンポスト行き。
そんな感じ?
⑤あかり
まず、早く起きて早く寝る!
日が沈んだら、アルコールランプみたいなんに火をともしておしゃべりとか楽しむ。
でも、くらいと自然と眠くなる・・・寝る。
⑥仕事
とにかく水の確保が難しいということで、山の上のため池からパイプを家まで引いてきて、
そのパイプがもし万が一火事に遭った時にもとけないように、溝に埋める作業。
毎日、つるはしとシャベルと一輪車がお供。
掘って掘って掘りまくって
土を集めたら、一輪車に乗せ、それを細ーい山道を下って運んで溝を埋め、
一輪車とともにまた山を登り・・・の繰り返し!超ハード!
でもめっちゃ鍛えられるし、ものすごい充実感!ストレスなんてたまるはずはない。
他には、Peterは、オーガニックの種のビジネスをしていたので、
紫色のソラマメの収穫とか、レタスの種取りしたり、
あとは、水やり!これも川から水を運んでこなあかんかったので、しんどかった!
とかまぁいろいろ。
あ、でも休日ももちろんちゃんとあったよ!
みんなで海に泳ぎに行ったり・・・しかもこの海がもう、びっくりするくらいきれいで。
⑦農業
この時私は、ホンマに農業の事は何一つとして知りませんでした!
このころ、”福岡正信”というなんだかすごい日本人がいることを知ることになります。
あと、パーマカルチャーも。
もっといろいろ聞いとけばよかった!というのが唯一の後悔かな~
その頃は、何かを聞くこともできないくらいに無知だったので。
そんな感じの生活を3週間ほどしました
ここでの経験が、私の人生の中で大きなターニングポイントになったのは言うまでもない、そんな感じです
も一つおまけやけど、
その時に、Peterにfuture thing(未来の事)っていう、なんやろ、カウンセリングみたいなことしてもらったん。
”もし今から、24時間あるなら、何をしますか”から始まり、
(私はこの時、「日本に帰って、両親に会う!」とか言ったんやけど、”ここからやったら24時間以内に帰れるか?”と聞かれ、慌てて訂正してたの覚えてる。)
その次は、
”3日あったら、何をしますか?”
”5日あったら?”
”10日あったら?”
”一ヶ月あったら?”
”半年あったら?”
”1年あったら?”
という風に少しずつ長いスパンで質問されて、それに答えていくっていうもの。
途中で、Peter寝てるし!笑 それはPeterの策略か?笑
でも、この時、自分のこれからの生き方、やりたい事が、すごく見えるようになりました。
そして、今別に意識してるわけじゃなく、実践してます!驚いた事に
ホンマ、ここ行く直前までシドニーでパーティーとかパーティーとかいろいろ遊んでて、
服装も気を使って、メイクもして、男たちに取り囲まれて(笑)な生活から一変、
持ってきた服は、ルームメイトにもらった服と自分の中でいらへん服、メイクどころか眉毛もほったらかし、
へなちょこな格好ばっかりで、おまけに帽子は、これまたルームメイトにもらったシドニーでやたら売ってたメキシカンハハット。
こんなん
自分の進んでいきたい方向がなんとなくわかった3週間でした。Peterありがとう。
パート2へ続く。(あまりに不評やったらやめるけど笑)
その時一番仲良くなったメンバー。
日本人以外が超日本人的なピース。
来週はあやべとうふ店さんがマドレにやって来る♡あーんど、今年も人生伝承塾の講師に行ってきました♪
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