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2017年09月12日
やたら”ダサくないこと”にこだわる理由。
思いつくままにだらだら綴ります。
と、いう気持ちで書けて、やっぱりよかった。
最近気づいたことの一つが、私はやたらと、”ダサい”に対して嫌悪感、とまではいかないにしても、
”とにかくダサくならないようにするには”、ということに固執しているということ。
ダサいとかダサくないとか、あくまでもそれは自分の中の基準でしかないのだけど、
なんか、やたらと私はこだわっているらしい。
最近それに気付かされる機会が立て続けにあって、
多分そのことは、いかに”ヒッピー”感をなくすか、にやたらと執心していることと、とても似ている、
ということにも同時に気づいた。
先日のケータリング@VOID A PARTの様子。(主宰周防氏から写真拝借)
それはなぜなのか。
環境にいいこと、とか社会にいいこと、とかはなんでかわからへんけど、ハードルが高くて真面目になりがちで、
真面目な人とか、”意識高い系”の人、もしくはヒッピー系の人には届くけど、
そうじゃない人には届きにくい気がして、それをもったいない、て感じているから。
なんていうか、わからへんけど、そこに壁がある気がしていて。
そこに関わらへん人からすると、真面目な人とかヒッピーとかは「すごいな」ていう感覚で、
他人事に終わるような気がする。
もしくは、そこに関わらへん自分があかん人間のようにも思えてしまったりすることもあるので、
なんか責められているような気持ちになることもある(たぶん)。
特に、”ちょっと”興味がある、けど、できない、というゾーンの人はたぶんこのパターンが多いのではないかと思う。
(今日、社会学のゼミの先生や学生さんたちとお話して、社会学にむっちゃ興味湧いているのだけど、
たぶん、この辺りも社会学の分野やんな、きっと?)
ヴィーガンシェパードパイのマッシュポテト。
赤じゃがを使ったら、色がとても綺麗で、テンション上がったよ、の図。
で、まぁ、それはそれで、放っておいたらいいのだとは思うのだけど、なぜだかわからないけど、
私はその事実があまり好きではないようだ。
だから、”まちづくり”にしても、まちづくりの姿を前面に出さずに、隠して満月キャンドルナイトはやってきたし、
原発なんて反対でしかないけど、お店として基本的に言わずに来ている。
それがいいのかどうなのかはわからないし、正解なんてものはないと思う。
話が完全に反れている。笑
とにかく、いいことやってんのに、人に伝わらへんかったらもったいない、
それやったら、いいことやってる感は、あくまでも”実は”っていうスタンスにして、
見た目(入り口)は、できるだけ”いい感じ”とか”おもろそう”とか、”おいしそう”とか”楽しそう”とか、
とにかくハードルを下げて、入り口を広げて、その世界に少しだけ触れてもらって、
それぞれが自由に感じてもらって、その中でもしさらにディープなことを知りたくなったら、知ってもらう、
そんなきっかけになる、そのためには”ダサくない”ことがどうしても重要になってくるのだ。
語らずして多くを語る、的な、そんなことに憧れているのもある。
(でも、シャイなくせにしゃべりたがりなので、むっちゃ難しい。)
ミートソースの代わりをつとめるのは、ご飯と野菜とスパイス。
不思議な肉感がおもろい。
参加してみて、楽しくて、言いふらしたくなったら、
例えばその1人目の言いふらした人は、特に環境とか社会とかに興味がなかったとしても、
その人が言いふらした(=面白がった)おかげで、
たくさんの人が知る、関わることになって、そうすると自然とその中に本気系の人が出てくる。
自分の中に、ふつふつと湧く何かを持っている人。
ふつふつと湧く何かを持っている人は、何かアクションを起こしたくてうずうずしているけど、
どうやってそれを起こしたらいいのか、きっかけを探っていたりするかもしれない。
ふつふつ沸いてることに気づいていない人でも、たぶん多少”ん?”と思わせることもできるかもしれない。
そんな人が増えたら、世界は自然に変わっていくものだ、と思っている。
ムズムズうずうずしている人を、もっとムズムズうずうずさせたい。
言い過ぎないようにするのは、本当に苦しいけど、自分の持っている”答え”のようなものは、
できるだけ言わない。
あくまでも、ダサくない”餌”を作ることに最大限努力をするのみ。
シェパード、焼く前。フォークで模様つけるのが楽しいのだ。
みんなヴィーガンになるべきだ!とはちっとも思ってなくて、(むしろ私はヴィーガンやめた)
ただ、世界にはヴィーガンの人が割とたくさんいて、
動物愛護の考えを持っていたり(動物ばっかりで苦手やな、て思ったりもする)、
地球のことを本気で考えていたり、宗教上の理由で食べられない人もいたり、
そんな人たちがいてる、そんな世界を知るのも面白いし、て感じでヴィーガンを作り続けている。
そして何よりも、制限のある中で、美味しいもんを作る、これほど面白いことはない
2つ目の理由は、「結果的に」社会がよくなる、的なものにものすごく萌えるから。
”これは社会にいいからやろうよ!”じゃないスタンス。
これはたぶん、民藝が好きなのとものすごく共通しているのだけど、
民藝といえば、”用の美”。
美しく作ろうとして意図的に生まれた美しさではなく、
例えば使い手に寄り添って、使い手が使いやすいような形を求めて行った結果、
それが美しい形をなす、みたいな。
だからたぶん、ダサくないものを餌にして、そこに関わってもらって、
その人たちが意図せずして、例えばそれが地域活性化につながったり、
農家さんを応援することになったり、びわ湖がきれいになることにつながる、とか。
今の世の中やと、どちらかというと気がつかないうちに、
極端に言うと、地球を汚したりとか、戦争に加担したりとか、してしまうようにできていると、
ちょっとディープサイドな情報では言われていて、私も割とそう思ってるんだけど、
その逆をしたいんだな、たぶん。
(ツイッターやtumblrで使っている”プン”という名前は、その辺りの思いを込めてつけた名前だったりする。
花粉。蜜欲しくて飲みに来たら気がついたら花粉つけてて、気がついたら受粉させてて、気がついたら実らせる手伝いしてる、的な。)
だから、やっぱりそのためにも、最初の餌をいかに魅力的にするのか、にすごくこだわってしまうのだ。
と密かに思いながら、木下実験室の方は絶賛立て直し中です。
恥ずかしいくらいに、まだ全然木下実験室を言語化できていない。全然ダメダメ
プラス、琵琶湖フィッシュアンドチップスも、運営体制まだ手探り状態なので、
関わる全員が幸せになれるのが本気の目標なので、
それを実現できるような仕組み作りに頭を絞りたいと思います。
そんなこんなで、来月10月8日(日)、ワーカーズコープ西日本主催の、
「いま、「協同」が創る2017全国集会」@龍谷大学の2日目、
第17分科会”女性がはぐくむ、地域で循環する暮らしとなりわい。~びわ湖のせっけん運動から 40 年。第二世代の展望と挑戦。~”
で琵琶湖フィッシュアンドチップス(木下実験室)として登壇します。
久々の、真面目な会。ちらほら知っている名前を見かけるので、おもろい会になりそうです。
もしよろしければ是非。
久々に、”ぺろん”な記事だったな。
やっぱり書くのは楽しい。
読まれようと、読まれなかろうと、どっちでもいいや。
(いや、まぁ読んで欲しいんやけどな、結局は。)
<おまけ>
最近見て、超〜〜〜よかった映画”UNDERGROUND”から。
サントラもむっちゃツボで、ジプシー音楽むっちゃいい!てなっている。
本当は8曲め(Ringe ringe raja (Ya ya))を載せたいけど変化球すぎるので、こっちにしておく。
<追記>
なんかまるで、自分はいかにもダサくないって思ってるように聞こえるかもしれないけど、
あくまでも心がけているだけです。
ダサい、てならへんように、したいなぁ〜、自分の作り出すものは!みたいなスタンスです。
だからデザインに力入れよう♫みたいな、そんな感じ。
「私とマドレ①」長い長い長い長い長い長ーーーーーーい振り返り。
てらすくらす〜経済学のめがねで現代を見る〜 第一回「そもそも経済学って何?」のきろく。
メディア掲載のお知らせと、ぶつぶつ(久々)。
VEGANおせち2017の記録<後編>。
VEGANおせち2017の記録<前編>。
メールアドレス変更しましたー&今週のマドレ。あんど鳥取旅の記録(もう1ヶ月も経つなんて!)。
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Posted by shop Madre at 21:14│Comments(0)
│ちょっとした記録。