オルタナティブな暮らし③~the Hermitage編1~

shop Madre

2011年04月20日 23:19


こんばんは

カフェが終わってほっとしつつ、今度は、5月15日に近江八幡市商工会議所で開催されるあすナビカフェに向かってのろのろと動きだしつつあるまどれです!

他にも原発に関するちょっとした勉強会も4月29日に開催する予定なので、そのことでもちょっとずつ関わりつつ、ぼちぼち活動再開。


今日は久々に珈琲オッタさんに♪

日曜日のカフェでの経験から改めて、1人でカフェを経営しているなんてなんてすごいんだ!と感動

どうやったらあんなにも常に癒しのオーラを出せるんやろ~っていうくらいにいつも暖かい雰囲気で迎えて下さるオッタさん

珈琲普段は飲まない私ですが、オッタさんのはなんか知らんけどおいしいのでのんじゃいます。

やっぱり飲んだ後そわそわしてしまうので、たくさんは飲めないのですが・・・








さて、久々にオルタナティブな暮らしシリーズをアップしたいと思います




今回は私がいろんなことに本格的に目覚めることになった場所、それが今回紹介するthe Hermitageです。



the Hermitage は、QLD(クイーンズランド)のBrisbaneよりもうちょっと北にある、

スピリチュアル・コミュニティ


大きな地図で見る




スピリチュアルっていったらちょっと怪しげ・・・

と思うかもしれないですが、正直、日本人の私のとったら結構普通なことでした(ごめんなさい)









前回Kayeのところに滞在している間()に、次どこに行くか決める時に迷った末ここにしたのですが

そもそもなんでここに決めたのか。その経緯を軽く。





Kayeのところにいてる間、まだ漠然と自給自足の暮らしがしていきたいものの、

自給自足って言っても、食べ物だけじゃなく、服も材料から作るのか、とか、

病気になった場合はどうすんのか、とか、いろいろ考えて、

1人では無理やな!という結論に至りました



じゃぁどうしたらいいんやろう~って思って考えついた先が、コミュニティ

というか、ホンマの理想は日本で言う”村”たすけあいだぜ



ていう話をKayeとしてて、Kayeが紹介してくれたのがthe Hermitageでした









決めた時は、スピリチュアルコミュニティだなんて全く知らず、

ただ、結構自給自足的な生活をしてて、自分たちの山の木で家具を作って売ったり、

育てた果物とかでジャムとか、パンとかいろいろ作ってマーケットで売ってはる~くらいしか知りませんでした






でも

the Hermitageに行った初日、私以外にWWOOFerがあと4人くらいいてたんですが、

私以外全員は、スピリチュアルなことに興味があるからthe Hermitageに来たってことが判明して、

そこでやっと、あ、the Hermitageってスピリチュアルなんや!って思いました(そしてちょっと焦る。笑)




ちなみに、他のWWOOFerは、20才のイギリス人の男の子キャンベル君、

ドイツ人のアンドレアスとその彼女のヒルカ、オーストラリア人のネリダで、みーんなネイティブ&ネイティブ並みにぺらっぺら



超焦る!!と前置き(長すぎる!)はこれくらいにして、ここからはまた分野ごとに分けていきます。






①家
the Hermitageは山の中にあって、30年前に住み始めたころに木をたくさん植えて、その木を使いながら、めっちゃめっちゃめっちゃステキすぎるアンティーク調の家具を作ったり、

そして、なんと家まで自分たちで建てている

断熱材は、自分たちで飼っている羊の毛やし!



その家が、もうお城みたいで、ほんまにすごい

自分たちで建てたなんて、しんじられん。

置いてあるでっかいテーブルも自分たちで作った手作りで、それがまためっちゃステキやし、

その他の電気とかもまたステキなもんばっかり



あー、家も建てられるもんなんや!!!というのがなんかとってもうれしくなる私





②ごはん

夜ごはんの前にみんなで合唱するんやけど、それがまためっちゃステキで

しかも夜ごはんもめっちゃ豪華で、自分たちの畑の恵みがいっぱい

毎日搾りたてのミルクと、そのミルクで作った新鮮なバターやヨーグルト、さらにチーズまで手作り

チーズを作るなんて考えたこともなかった私は、もうめっちゃ感激

作ってるとこみるのもまた楽しいんだなぁ~


鶏も200羽くらいいて、みーんな自由に敷地を動き回れるから、めっちゃ幸せそうで、その鶏たちの卵は、

もう、びっくりするくらいにおいしい


↓thanks to the hermitage↓



その卵で作った手作りのマヨネーズも、もちろんのことながらおいしいし、

この卵と手作りのチーズが入ったキッシュも最高においしく、最高のぜいたく

ちなみに、基本的に料理はベジタリアンですが、たまに自分たちで締めた鶏も食卓に並びます(もう卵を産まなくなった鶏ね)。

とにかくおいしい。



↓the Hermitageのホームページから画像を借りています。↓これが食卓!








③水関係

ここは食べ物には、ドラム缶みたいな缶にためた雨水を使って、それ以外のシャワーや洗濯には川の水やったな~

よく雨が降る地域なので、シャワーは何分でも浴びていいという、かなり珍しいパターン

しかも自分たちの山でとれた木を薪にして、それを燃料にして水を温めているので、シャワーはいつも快適




④トイレ

とにかく敷地が広いので、トイレはいくつかあった気がする。

メインは水洗トイレやって、作業場(家具作るところ)やギャラリー?のトイレは、その木を切る時に出るおがくずを使ったコンポストトイレ





⑤ゴミ

生ごみは、出ない。

豚も飼っているので、豚たちがぜーんぶ食べる。豚はホンマにすごい!

ホンマに食べる!!

鶏も食べたりもするけど、やっぱり豚がほんまにすごい!





⑥暖房

ここに滞在してた間は、結構寒い日があった、というか、

朝・晩は冬やのに、昼間は夏!みたいな日がよくあったから、暖房は必須で、

ここではやっぱり暖炉が大活躍

自分たちの山の薪(特にユーカリが堅いので燃え続けていいらしい)を燃やして暖をとります

あと、寝る時は湯たんぽもあったね~






↓the Hermitageから画像を借りています↓ステキすぎるWWOOFer専用の部屋!でも若干暗いのでたぶん私視力悪化した笑





あと、いろいろあんねんけど、めっちゃ長くなりそうやし、いったんここまで!


次回をお楽しみに♥


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