まどれ、今日のおべんとうを語る。

shop Madre

2014年07月30日 16:53

今日は、でこ姉妹舎さんにお弁当の配達に行って来ましたー




いつもメニューを書いた紙を別添えするのだけど、

書ききれない部分をここにかいちゃお~♪


今日のテーマはザ・地産地消。

なので、油は100%菜ばかり。野菜は小林ファームさん、松井さん、お米と米粉は百菜劇場さん。

豆腐は西村豆腐店さんと豆光さんで、豆乳は綾部豆腐さん。

ハーブと金ごまは高木家。

酢は飯尾醸造さんの富士酢で、醤油は丸中醤油さんとシバタプラセールファームさん。

国産じゃないのはたぶん、にせもの若鶏のからあげとシーザーにつかったホワイトペッパー・ブラックペッパー・ナツメグくらいではないかしら(でもオーガニックだぜ)?あ、松の実もだな。


メニューはこんな感じー。

*土鍋炊き古代米入り5分搗きごはん
…百菜劇場さんのお米を土鍋で炊きました。

*とりなしとりから
…とりはつかってないとりから。決め手は米粉の衣。

*にせもの若鶏のから揚げ甘酢あん
…甘酢あんをかけなかったらこれはまさにチキンナゲット。でももちろん鶏は使っていない。甘酢あんのベースは自家製梅味噌(4年物)にニラと紫蘇を合わせてみました。

*じゃがいものバジル炒め
…シンプルに。

*バナナピーマンのごマドレ和え
…これも定番。あゆみ金ゴマがないとつくれない。

*2種類のトマトのマリネ
…トマトの自然な甘みを感じる一品。決め手は庭のハーブたち。

*オカヒジキのシーザーサラダ風
…オカヒジキを、なんとなくシーザーっぽくしてみました。自然農酒粕をつかった酒粕チーズがポイント。

*空芯菜のいため
…空芯菜と言えばこれ、のおかず。




先週のデリのおかずをお弁当にしたらまた雰囲気変わっておもしろし。なんのはなびらか分かる人~?







茹でたピーマン+マヨネーズ+醤油、の組み合わせがやたら好きで、

夏になるとよく家で作ってます。むっちゃ簡単やし、おいしいしな。

もちろん、マヨネーズはちゃんとシンプルな材料でつくられたもので、

醤油もちゃんと熟成されたものに限るけどねー。あ、普段はちょいと酢も足してるなぁ。

今回はそれのアレンジバージョン。


トマトのマリネも、もともとはオーストラリア時代に、それまではトマト苦手やったのに、

チェリートマトにオリーブオイルとレッドワインビネガーをダーって入れて、塩かけるだけの、

そんな食べ方を初めて体験して、そのあまりのおいしさにはまってから、

ちょいとずつアレンジ加えていったもの。

今回は菜ばかりと自家製の梅酢と富士酢にハーブ2種類と、玉ねぎが入ってるよ。

生の玉ねぎ私ほんまはむっちゃ苦手なんやけど、マリネの時は生の玉ねぎばんざい!てなる。

ディルがいい感じにきいてるよ。


空芯菜の炒めも、これもオーストラリア時代のステイ先のホストの当時の恋人だった超陽気な中国人の人が

レタスで作ってくれたのがすごくおいしくて、それの空芯菜バージョン。


ひそかと今回のお気に入りはオカヒジキのシーザーサラダ。

また新しくおもしろいドレッシングができましたー。これたぶんまた作ります。




そして、とりなしとりから。

これはもう私にとってひそかとまどれとしてのこだわりがあり、そんでもってビーガンの原点を思い出す一品。


もともとは、大豆チキンの唐揚げよな、やっぱり。ベジの入り口としてはずせない。


ベジになりたての頃に食べた衝撃の食材が大豆チキン。

これの唐揚げはもうほんまに、鶏肉としか思えへん。間違いなく騙せる。

なので、持ち寄りのパーティがあったりしたら必ず大豆チキンのからあげを携えていってました。

(プラス豆腐のディップをよく持ってってた気がするなぁ。懐かしい。)



だから、まどれでおかず部門始めてから、やっぱりベジの入り口としてこれを使いたかったんやけど、

でも地産地消目指したいし、できる限りシンプルな食材をつかいたい・・・

結構悩んだけど、これまたオーストラリア時代によく豆腐(向こうではむっちゃ固い豆腐が真空パックで売られてた)で、

唐揚げをつくってたことを思い出して(そしてアボカドとかと合わせて手巻きの具によくしてたなぁ。)、

やっぱりここはとうふでいこう!てことになって、生まれたのが、このとりなしとりからです。



鶏っぽい食感の、大豆チキンのあのリアル感にはかなわへんけど、

それでもたぶんこどもからおとなまで、肉食男子もおいしく食べられるのではないかと思います。

もちろん、衣は米粉ね。



たぶんこれからもまどれでは大豆チキンとかその他擬製肉はつかわないけど、

でも、ほんとこの世界もおもしろいから気になる人はぜひ。

でこ姉妹舎さんでも売っていたな、確か。
(たいてい乾燥した状態で売られているので、それを戻して使うんやけど、独特なにおいはするので、私は何度か水もしくはお湯を替えながら戻しています。)


特に擬製肉が発達しておもろいのは、台湾の素食文化。いつか行きたいなぁ~。




お弁当、頼んで下さった方、ありがとう。

マイ箸よろしくシステムを受け容れていただき感謝です。



*おまけ*

最近自分の中でブーム到来。



この曲に合わせてヘンテコリンに踊りたい。






*ぶつぶつ*

やっぱりなぁ、つまるところ、ちっちゃくくるくるなんやなぁ、きっと。

ちっちゃくくるくるでありながら、和食だけでなく、いろんな国のごはんをつくること。

これなんかなぁ、わたしは。

というかやっぱり、

超地産地消にこだわる、か、グルテンフリーにこだわる、かヴィーガンの楽しさを前面に出す、の3本立てなんやなぁきっと。

地産地消にこだわってお弁当作ってたらほんまに、滋賀すげーな、てなる。

ほれぼれする、て感じや。

オーガニックに対するこだわり方もすごく悩んできたけど、

海外産のオーガニックのものをつかうか、地元産のオーガニックではないものどちらを選ぶかとなると、

私は地元のものを選ぶ気がする。

まどれの”食べて地球にやさしくなる。”が生まれる前の、もともとのスタートが”安心・安全 地産地消”。

それは、私の父が、6次産業という名称ができる前から1.5次産業と言うことで、

農家さんが、自分とこで採れた野菜をつかって、自分たちの手で加工し、自分たちの手で販売する、というのを

ずっとサポートしてきたことから始まっている。

こだわりだしたら、どこまでもこだわれるし、

ヴィーガンも極めていくと、ローフード(加熱したものは食べない)やフルータリアン(木から落ちてきたナッツや果物を食べる)とか、

しまいには、ライトイーター(光を食べる人)までいくけど、私はそこまでいかんでも別にいいなぁと思っている。

オーガニックも、私の中では肥料のこととかわからんことだらけやし自然農は理にかなっていいなぁと思ってるけど、

自然農でなければならないとは思ってない。

アーサービナードさんの時にも書いたけど()、野菜や、そのものが魂を持つ瞬間、というのをやっぱり大事にしたい。

というよりも、大事にできるように暮らしたい。まだまだです。努力します。

なので、まどれのごはんは100%オーガニックっていうわけではないです。


まー最終的には、やっぱり無農薬が普通になったらいいな、と思うぜ。

そしてちょっとずつだけど、その流れはできつつあると思うし、

そうなったら今度は自然農とかバイオダイナミックとかが増えていくのではないでしょーか。

もしくは、シェアする形での自分たちの手で育てることがもっともっと身近になっていくのではないでしょーか。


ぶつぶつ。。。




今年は珍しくまともに、干すべき時に干せている?


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